吉田松陰-- 講孟箚記, 慨士遺音, 吉田松陰修養訓
1. 回顧録 / 吉田松陰(寅次郎)著他,文求堂, 明19.2
2. 慨士遺音. 前編 上・下 / 吉田松陰他,都文堂〔ほか〕, 明2.10
3. 外蕃通略 / 吉田松陰(矩方)著,吉田庫三, 明27.4
4. 講孟箚記 / 吉田松陰(矩方)著,田中文求堂, 明30.3
5. 講孟箚記 / 吉田松陰著. - 5版,〔 〕, 〔大正−−〕
6. 左氏兵戦抄 / 吉田松陰(矩方)著,起晋堂茂兵衛等, 明2
7. 松陰先生遺著 / 吉田庫三編,民友社, 明41,42
8. 松陰先生女訓 / 吉田庫三編,民友社, 明42.6
9. 松陰先生批評東坡策 / 吉田松陰著他,吉川半七, 明32.1
10. 照顔録・坐獄日録 / 吉田松陰著,〔松下村塾〕, 〔187−〕
11. 俗簡雑輯 / 吉田松陰著他,尊攘堂, 明28.10
12. 俗簡雑輯 / 吉田松陰著他,〔出版者不明〕, 1895序
13. 儲〓話 / 吉田松陰(寅次郎)著,宮川臣吉, 明14.10
14. 東北遊日記 / 吉田松陰著,河内屋吉兵衛, 慶4.7
15. 武教講録 / 吉田松陰著,松下村塾, 慶4
16. 毛利隆元卿伝 吉川元春卿伝 小早川隆景卿伝 / 吉田松陰他,稲垣常三郎, 明24.6. - (長周叢書 ; 〔8〕)
17. 幽囚録 / 吉田松陰著,吉川半七, 明24.7
18. 庸醫譚 / 吉田松陰〔著〕他,〔製作者不明〕, 明治26
19. 庸醫余譚 / 吉田松陰〔著〕他,〔製作者不明〕, 明治26
20. 吉田松陰修養訓 / 吉田松陰著他,富田文陽堂, 大正3
http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/899286
http://www.geocities.jp/sybrma/71syouin.touhokuyuunikki.html
酒井法子「鏡のドレス」【PV】
http://www.youtube.com/watch?v=73MAKU30a8U&feature=related
2 Kommentare:
. 大和書房版『西郷隆盛全集』第四巻(昭和53年7月31日初版発行)による詩の
本文と書き下し文を、次に掲げておきます。
感 懐
幾歴辛酸志始堅 幾たびか辛酸を経て志(こころざし)始めて堅し、
丈夫玉砕愧甎全 丈夫(じょうふ)玉砕し甎全(せんぜん)を愧(は)ず。
我家遺事人知否 我が家の遺事人知るや否や、
不為児孫買美田 児孫の為に美田を買わず。
講孟箚記序
吉田松陰
道則高矣、美矣,約也,近也。人徒見其高且美,以為不可及,而不知其約且近,甚可親也。富貴貧賤,安樂艱難,千百變乎前,而我待之如一,居之如忘,豈非約且近乎。
然天下之人方且淫于富貴,移于貧賤,耽于安樂,苦于艱難,以失其素,而不能自拔。宜乎其見道,以為:「高且美,不可及也。」孟子,聖人之亞,其說道著明,使人可親。
世蓋無不讀。讀而得于道者,或鮮矣。何也?為富貴、貧賤、安樂、艱難所累而然也。然富貴、安樂,順境也。貧賤、艱難,逆境也。
境順者易怠,境逆易厲。怠則失,利則得,是人之常也。吾獲罪下獄,得吉村五明、河野子忠、富永有鄰三子,相共讀書,講道往復。益喜曰:「 吾與諸君,其境逆矣。可以有利而得也。」
遂報孟子書,講究礱磨,欲以求其所謂道者。司獄福川氏,亦來會稍善。於是悠然而樂,莞然而笑,不復知圜牆之為苦也。遂錄其所得,號為講孟箚記。
夫孟子之說,固不待辯。然喜之不足,乃誦之口,誦之不足,乃筆之紙,亦情之所不能巳。則箚記之作.其可廢哉。抑聞往年獄中無政,酗酒使氣,喧械紛爭,絕無人道。
今公即位,庶政更張,延及獄中,百弊日改,眾美並興。蓋司獄亦與有力焉。
今乃與諸君,悠悠講學,以得樂其幽囚者,寧可不思所以對揚乎哉。安政乙卯,秋日二十一回藤寅。書諸野山獄北房第一舍。
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